Thursday, February 01, 2007

Beauty of Who I am

けさ、「笑ろてる場合やないやろ」という寝言で一瞬目が開いた。

週末だったか、Tomlinson からもってきて、本棚を置いている部屋にあったイスがなくなっていることに気づいた。家主(いえぬし)さんに聞くと、「小さな虫がいたので捨てた」。イスに虫を見つけたら、その虫を退治すればいいだけで、イスを捨てる必要がどこにあるのか。ゴキブリ退治に家を爆破するようなものだ。捨てたなら捨てたで、報告を期待するのは間違いだろうか。自分には、まったく理解できない。これまでにも数々あったこういうことが何ともガッカリさせる。

6回目の催眠セッションに行ってきた。考え方であろうと、過去の出来事であろうと、心の奥に存在するネガティブなものと闘おうとする気持ちを芽生えさせようとしてくれる。少なくとも、眠れない夜は減ったし、眠れない時はあっさりあきらめて起き上がる決心もできつつある。カウンセリングを定期的に受けていたときも、その後は確かに気が楽というか、「大丈夫に違いない」という気になったものだ。その気分を維持するには努力が必要で、それは自分次第だということ。催眠セッションは5回で終了の予定だった。抱えている問題の深さを示すように、来週もう1回行く。その後は、月1回程度の間隔で行くことになるだろう。

以前書いたことかどうか覚えてないが、20 年ほど前、眠り方をしっかり習得していたことがあった。きっかけはテレビで見た催眠術。「左腕が、そして右腕が、どんどん重くなる……」というものだった。仰向けに寝て、自然な体勢で手足が体に触れないようにする。目を閉じて、目線は上の方に。そのうち、自分の体がどこにあるのかわからなくなる。これは催眠状態とそっくり。そして、これが容易じゃないんだけど、「集中して考えないようにする」。しばらくすると、もうすぐ眠りに「落ちる」な、という瞬間がある。酩酊しているように頭が沈んでいく感じだった。

ある夜、この方法で眠ろうとしてもなかなか眠れないことがあった。そして起こったことは、まさに誰かに足首をつかまれて、そのまま引きずり落とされる感覚だった。錯覚ではない。恐怖で起き上がった。そして、もしかすると夢だったかもしれないと、もう一度仰向けに体を寝かせると……。再び同じように引きずり落とされた。以来、この睡眠術は効果がなくなった。

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