Tuesday, December 26, 2006

Ando-san, I Remember Your Mistake

ジムに行くつもりだったんだけど、会社前から駅に送ってくれるシャトルバスが来るまで30 分も待ってしまったのでやめた。その前に1台来たが、通り過ぎていった。まだ乗れそうだったのに。

安藤優子さんが再婚した。この人、「ニュースステーション」っていうかなりひどい番組が放送を開始して間もなく起きたフィリピン政変を取材して注目されたあと、別局の報道番組に出るようになった。ボスニアにNATO軍が派遣されて、米軍のたしかヘリコプターが友軍機に撃墜されたとき、クリントンが放送時間中に始めた会見の同時通訳を敢行。そのときは会見の元音声が聞き取れないほど下げられたのでわからなかったのだが、彼女が「ファクス(fax)」で情報を収集とか何とか言った部分は、あとで米テレビ局の放送で確認すると「事実(facts)」を調査中だった。できないんなら、やらなきゃいいのに。一気に信頼なくした。

「日本語を叱る!」を昨日眠る前に読了。

……カタカナ語、漢語、和語、さらには若者ことばやオノトペアを、それぞれ相互に言い換えてみる。
これはすでにして、海外帰国子女と国内在住者、南国の子と北国の子、おじいちゃんと孫などのあいだに、共通の言語を打ちたてようとする試み以外の何物でもありません。そしてその試みは、とどのつまり「翻訳」という概念に帰着することとなるでしょう。国内在住者は帰国子女の言葉を、北国の子は南国の子の言葉を、そして、孫はおじいちゃんの言葉を、それぞれ翻訳して理解しようとするわけですね。(166 ページ)

……漢語と和語との二重性は、もはやホンネをタコツボに閉じ込めるものではなく、むしろそれを、異言語間のダイナミズムのなかに開放するものであると思われます。
……私たちの日本語が、すでに開かれた言語となるための翻訳装置を満載しているということも、私たち日本人が、そもそも国際的なメンタリティーをもっているということも、もはや一目瞭然ではないでしょうか。(178 ページ)

「鳥インフルエンザ」を「鳥インフル」と書き始めたのはどこの新聞だろう。定着してしまったようだが、たいへん気に入らない。「インフル」?「インフラ」?「インフレ」?あと、「インフリ」と「インフロ」が出現すれば完璧か。略したければ「鳥流感」で押し通してほしかった。

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