Friday, January 26, 2007

XP Reinstalled... Katerina Dies

昨日の午後、PCがいかれた。何かに感染したに違いない。数秒で終わるはずのアクションに30 分以上かかるありさま。Malicious Software Removal Tool (Extended Scan)でも異常が見つからない。このスキャンには5時間以上かかった。いろいろ試したがダメで今日、ⅩPを再インストールした。全部やり直し。

ソーニャのアパートに出向いたラスコールニコフは、殺害してしまった質屋の妹リザヴェータ(Lizaveta)がソーニャの友人だったことを知る。自分が犯人であることをほのめかし、ソーニャにラザロ復活の部分を新訳聖書から読ませる。翌日、警察でポルフィーリに会うことを決めていたラスコールニコフ。もう一度会えたら、誰が質屋姉妹を殺害したのか話すと言う。彼らが気づいていなかったのは、この話を同じ建物に宿泊していたスヴィドリガイロフにこっそり聞かれてしまったことだ。

警察でポルフィーリは、ラスコールニコフを友人として迎える。事件のことには直接触れない。捜査手法について長々と話すポルフィーリに対してイライラが頂点に達したラスコールニコフは「逮捕するなら、今やれ」と開き直る。ポルフィーリが「秘密を教えよう」と言ったその時、部屋のドアが突然開き、ペンキ職人のニコライ(Nicolai)が「やったのは自分だ」と転げ込んでくる。騒動の中でラスコールニコフが自室に戻ると、「人殺し」と呼んだ例の男がやって来る。ポルフィーリが言った「秘密」とは彼のことで、部屋のしきりの裏側にずっと隠れていたが、ニコライが現れたことで、姿を見せる機会を逸したのだった。

結婚の計画が壊れたルージンは、ペテルグルクで同居しているレベジャートニコフの部屋にソーニャを呼び出し、葬儀費用にしてくれと10 ルーブルを渡す。

マルメラードフの葬儀後の宴席で、高貴な過去をもつという妻カテリーナが、家主のドイツ人女性らに罵声を浴びせる。カテリーナのアパートに現れたルージンは、机に置いていた1万ルーブルがなくなったと、ソーニャに嫌疑をかける。彼女のポケットからは8つ折りにした1万ルーブル札が出てくる。しかし、ルージンの後を追うように部屋にきたレベジャートニコフは、ルージンが1万ルーブル札をこっそりソーニャのポケットに入れたのを目撃したと、彼を激しく糾弾する。部屋を出るソーニャをラスコールニコフが追う。

ソーニャとラスコールニコフ。家族を支えてきた純真な娼婦と誇り高い元学生。ともに貧しいが、心を通じ合わせる。

貧困に脅えるカテリーナは、発狂したように幼い子供3人を外に連れ出し、歌と踊りの大道芸を始める。

「ペトルーシュカを踊れって言ってるんじゃないのよ!」

駆けつけたソーニャとラスコールニコフが彼女を連れ戻そうとするが、肺を病むカテリーナは喀血、そして落命する。

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