Wednesday, September 27, 2006

A Murder Case

北海道恵庭市で起きたOL殺人事件の上告審で被告に懲役16年の刑が言い渡された。この事件を題材にした記事を「新潮45」に書いて、伊藤秀子弁護団長(元社会党衆議院議員)から批判を受けた上條さんの気持ちはいかに?(彼には謝罪することがある。AX を辞めることを伝えることができなかったから。)

Game developers of the world! Please tell me how efficiently you are working, and planning and executing your work, how you are dealing with your clients and how much time you spend at your office everyday.

Darn!! Japan Still Follows Me

よほど注意しないと、会社が空中分解する可能性があると思う。月曜日午後のミーティングは、プロジェクトの進捗確認だけではなく、会社全体に関わる重大事に関してだった。事前説明のない内容なのに通訳役となってしまい、はなはだ心地が悪かった。

昔から日本企業の海外進出について言われたことに対して何の改善も見られない。これまでしっかりとした説明をしながら仕事を進めてこなかったツケだ。落下傘部隊のように突然やって来た日本人だが、「姿も見えず、何を考えているのかもわからず」で、ただ「仕事をしてください」と言うだけでは、社員の不満が増大したとしても不思議ではない。会社設立時に社員に対して伝えるべきこと、例えば、どんな方針を仕事が進めるのかとか、日本の顧客の特徴などという話がまったくできていない。行おうという努力すらあったのだろうか。現地の事情を知らずの進出では、日本軍の東南アジア進出と同じではないか。

言葉での対話が困難だとしても、心の通わせ方はほかにもあるだろう。「この人たちと仕事をしていて(多少の)楽しさを感じる」と思ってもらえないと、その会社に属することに何の意味があるのかと社員が感じても当然だ。人を労働力としてしかみていないのだろうか。日系企業でソフト開発ができるという期待をもって入社した社員もいるはずなのに、反感を買うばかり。

A社長が「日本なら当たり前にできることが、ここではできない」と言うが、残念ながらここは日本ではない。いつまでもダラダラ会社に残るなんて態度はここにはないし、日本にもあるべきではない。率先して変革する態度をみせてほしいが、それは彼の意識次第。ゲームソフトがこのような非効率的体制で作られていること自体、素人の自分には大きな驚きだ。

さらに、自分は通訳としての仕事を会社に期待されているのだろうか?自分はゲームソフト開発に関わっていくつもりなんだけど。

Sunday, September 24, 2006

Braves Taking over Tigers, Shijaku san

阪急プレーブスのショート大橋について書いたら、昨日梶本隆夫さんの訃報に出くわした……。米田投手と「ヨネカジ」と呼ばれた名投手だった。

阪急は「ヨネカジ」の跡を継いだ福本、山田、加藤(秀)、マルカーノ、大熊などの時代に「黄金時代」を迎えるが、南海ホークスがダイエーに売却されたのと同じ年、オリックス(オリエント・リース)に売られてしまった。南海の身売りは噂に上っていたが、阪急売却は突然で驚かされた。

来月1日、阪急ホールディングスが人気球団タイガースを抱える阪神電鉄と経営統合する。皮肉なことだ。

昨日の夜、紀伊國屋で桂枝雀さんの著作を立ち読みしていた。彼がお気に入りの噺について語っているものだが、興味を引かれたて読んだのは、巻末に友人のイーデス・ハンソンが書いている解説文。小米時代の枝雀さんは「ほんまに死ぬ気やったらしい」と師匠の米朝が語ったと記している。枝雀さんは、「死ぬときは死ぬ。死なんときは死なん」とあっけらかんだったようだ。

出版から数年。枝雀さんは本当に逝ってしまった。会見で一番弟子の南光が「“ディープなうつ”に入っていかれた」と言っていたのを思い出す。小米と名乗っていた時代に一時テレビから姿を消した枝雀さんは、相当以前からうつだったに違いない。

イーデス・ハンソンは、EHエリックと岡田真澄の兄弟、ロイ・ジェームズらと、いわゆる「外タレ」の所期の人。関西弁が美しい。

Monday, September 18, 2006

Taiwan Baseball

YouTube から偶然発見したが、台湾棒球「統一獅隊(ライオンズ)」の監督は、東映と阪急の名ショートで、ノムラさんに「あいつがいなかったらヒットの数はもうちょっと増えた」と言わせた大橋穣。また、「中信鯨隊(ホエールズ)」の監督は李來發だ。南海ホークスで高英傑とともに不遇な数年を過ごしたな。その後、2人は台湾ナショナルチーム(中華台北)の監督とコーチの関係だったこともある。

Sunday, September 17, 2006

Human Warmth, Ferguson and Paradise

久しぶりに人間の生身の暖かさを感じた。状況からして、偽善で一方的だとしても、自分がそのように感じたことには間違いない。詳細は心にしまう。

ずっと書こうと思っていて、その度に忘れてしまった訃報がある。Maynard Ferguson 78)。先月23日、米カリフォルニア州で死去。ラッパ吹きなら一度はあこがれると言っても言い過ぎでない、そのハイノートが魅力だった。

昨日、“Paradise Now” を見た。国家のない民族が行う武力行使は「テロ」だという主張には断じて反対したい。その民族に国家がないことが根本的な問題で、本末転倒。自らの土地を奪われたと感じていればなおさらだ。入植地や「壁」の建設に携わっているのがパレスチナ人だという事実はあまりに悲しい。パレスチナの民族自決が、今もなお未解決であることを世界に知らしめる方法が自爆(特攻)だということも悲劇的なことだ。

Saturday, September 16, 2006

It's Not Easy Be an Independent Being, Even for Journalists

昨日、「メディアの興亡」(上下)を読み終わった。間違いなく大作だが、題材が多岐にわたり、読みやすいと言えるか……。「卓抜な構成力を発揮した」と柳田邦男氏が下巻の巻末に記しているが、自分には???だな。

活字を使わない紙面。そんなことは今では当然で、“PageMaker” などの「紙面作りソフト」が役に立っている。それでも仕事量はたいへんなものだ。おそらくは、N で行っているような「レイアウト作業をひとりでこなす」こと自体に無理があるのだと思う。

読んでみて、「新聞記者も所詮サラリーマン」といった印象も拭えない。記者って結構「楽」していそう。そう思うと、独立していることの困難さをあらためて感じた。

昨日の夕方は、また「そうか」のみなさんの題目が聞こえ、はなはだ気分が悪かった。近所迷惑だ。

Friday, September 15, 2006

Calicuramachine, Yuki chan, Yumi chan, Mitsuko san

1年に1度は思い出すテレビ番組がある。それは「カリキュラマシーン」。彼女が子役として舞台に出ていた時代はもちろん知らず、「奥様は18歳」「ママはライバル」など、テレビドラマの岡崎友紀ちゃんしか知らなかった自分としては、芸者姿で「ねじれてねじれて、にゃにゅにょ。う~ん、ねじれてぇ」と歌っているのを見て、かなりショックだった。それから、「牧葉ユミ」のファンでもあったんだが、彼女のその後は??(もうひとり行方を知りたいのは「森村誠一シリーズ」の「野生の証明」に出演していた少女、三輪里香ちゃん。どこ行ったの??)

今日(14 日)、山口百恵の最初の主演ドラマ「顔で笑って」について「調査」中、「カリキュラマシーン」のDVD がとっくに発売されていることを知って、日本出張する社長に持ち帰ってくれるよう頼んだ。こういう出費はためらわない。

ちなみに「顔で笑って」は病院を舞台にしたドラマで、宇津井健が父親役、倍賞美津子が継母役だった。ほかに、水谷豊、川口晶なんかが出てた。同番組以降、山口百恵主演のドラマは「赤い」がタイトルの前に付くようになる。美津子さんが大好きで「顔で笑って」はよく見ていた。彼女がアントンと結婚してしまったのは、このころだったように思う。自分の誕生日の1日あとに結婚式を挙げたのが何とも不愉快だった。

さっぱり見なくなったテレビだが、高校生ぐらいまではテレビ漬けだったように思う。もっとも、ここでは見るに値する番組があまりに少ないように感じるが。

Tuesday, September 12, 2006

A Bad Day

眠くて、眠くて仕事に行けなかった。はっきりわからないが、薬のせいかもしれない。夜眠ろうとしたら体がやけに重く感じていた。昨日は早めに仕事を終えて、ジムにも行って、おまけに夕食を作って映画まで見るという、いい1日だったのに。

"Riding Alone for Thousands of Miles"

映画「千里走単騎」を見た。内容については私的に複雑だったりしてコメントしないほうがよさそうだ。ただ、中国雲南省の景色のすごさには驚いた。また、主演の高倉健さんだが、この人ほど寒い場所の似合う役者も少ないような気がする。

この映画のほか、“Paradise Now” も買ってきた。「パレスチナもの」としては、“Divine Intervention” “Wall” に続いて3作目となる。

Sunday, September 10, 2006

Zappa, Dreams and 9/11

“Zappa”: あっちのライブ、こっちのライブからの録音、またスタジオでの録音を組み合わせてまでして、自分の作った楽譜を寸分違わず再現しようした完璧主義者。よって演奏に参加していた元メンバーとの訴訟にも発展した。後年は音楽編集コンピューター“Synclavier” での仕事に没頭する。Miles も触れているが、「人間による演奏が不可能」にしてしまうほどの編集だった。没したのが1993年だから、PC やインターネットの普及前。今なら、どんな曲を作っていたやら……。「音楽は感情表現のためではない」と言い切る彼には、子供のころに水銀で遊んだり、爆弾を作ろうとした感情の入り込むスキのない化学への興味があった。Edgard Varèse のように、電気音楽だけに彼は満足しただろうか?

けさの夢。韓国と大阪でお世話になった「でぐちさん」が玄関先に現れた。台湾など海外で得た所得に関して、確定申告で脱税の疑いがもたれる可能性があると忠告してくれた。さっそく京阪電車に乗って会計事務所まで行くことにした。降りた駅から、自転車タクシーで事務所まで。運賃は85 セント。小さなビルの狭い階段を上がると、階段の狭さに似つかわしい会計事務所があった。相談にのってくれたのは、自転車タクシーのドライバーで、これまた韓国と大阪でいっしょだった「ひおきさん」で、びっくり。容疑の可能性については不明のまま。

乗った京阪電車は、なじみの緑の濃淡。ただし、濃の部分は本物よりずっと濃くて、車両の塗装も光沢のあるものだった。乗った電車とすれ違ったのは「宇治行き」で、前面がカーブした車両だった。小さいころによく見た「流線型」に似ていたので、「昔のタイプですね」と京阪の職員に話しかけていた。降りた駅の周辺は雪景色だった。線路と直角に交差している道路があって、ずっと先の方の山も雪をかぶっていた。

Kalamazoo に舞戻る。87年当時の日本人がいて驚く。自分はまた、英語研修から始めるつもりだったのだろうか?「修了証をもらった人は再履修できない」と言われ、ガッカリする。それでも当時の友人との再会を喜んでいた……。

Mary Lou
Well, she picked up from Georgia, moved to Kalamazoo
Made her a fortune outa fools like you
Met her a rich man who was married and had two kids
She stoked that cat until he flipped his lid
Mary Lou -- she took my watch and chain
Mary Lou -- she took my diamond ring
Mary Lou -- she took my Cadillac car
Jumped in my Kitty and then drove afar


Jumbo Go Away
It seems I can't explain
The way I feel about you
(Robbie, take me to Greek Town!)
You just don't understand
You're from Kalamazoo. . .
(Blow!)


もうすぐ9月11日になる。世界があっと驚いた日から5年。事件を知ったのは、こちらの時間では日付が変わった12日未明。CC のカウンターだった。うちに帰ってからも、普段は見ないCNA に釘付けになっていた。

Wednesday, September 06, 2006

You are Another Big Scum

はぁ……。午後、こいつだけには会いたくなかったヤツ(ワカ社長)と偶然会ってしまった。それも初めて行った場所(Keppel Bay Tower)で。無視しようとしたが、向こうから話しかけられてしまった。

「元気?」

「おかげさまで」

「疲れた顔してるねぇ」

(「キミと会ってしまったから」)

先週は先週で、水曜日に行く予定のなかったCQ で因縁のSK 女史と偶然会ったばかりだ。

「きこちゃん」の出産日だと思って仕事中も新聞の速報をチェックしていたら、明日だった。

Tuesday, September 05, 2006

Political Fireworks

田中真紀子さんが「小泉、4尺玉。安倍、線香花火」と言ったらしい。ご本人は「かんしゃく玉」。

Sunday, September 03, 2006

Yasukuni Refuses a War Dead

毎日新聞 2006932039

靖国神社:朝鮮戦争で殉職海保職員の「合祀」拒否 
 朝鮮戦争で掃海作業中に殉職した元海上保安庁職員の遺族が、靖国神社に「戦死者」として合祀(ごうし)するよう求めたのに対し、同神社が拒否していたことが分かった。神社は遺族への回答書で、合祀範囲を「大東亜戦争まで。朝鮮戦争は基準外」と明示した。
  遺族は、大阪市浪速区の会社役員、中谷藤市さん(79)。1950年10月、弟の坂太郎さん(当時21歳)が米軍の極秘要請を受け、掃海艇で北朝鮮の元山 (ウォンサン)沖に出動。機雷に触れて死亡した。事故後、米軍と海保は「瀬戸内海での作業中に殉職したことにしてほしい」と求めたという。現行憲法に抵触 する疑いが濃いためで、中谷さんは事故記録を照会したが、「記録はない」と回答された。
 その後、除籍謄本に海保の報告として死亡日時と場 所が記載されていることが分かり、中谷さんは今年2月、靖国神社に合祀を求める申請書を提出。8月25日付の神社の回答書では「その時代ごとの基準で国が 戦没者と認め、名前が判明した方をお祀(まつ)りしてきた。朝鮮戦争は現在のところ基準外となるから、合祀できない」と結論付けていた。
 中谷さんは「弟は戦死したのだから祀られて当然。合祀を願い続けてきた。義憤を禁じえない。再考してほしい」と、要請を続ける考えだ。【田辺一城】

海上保安庁の朝鮮戦争参加は公然の秘密だが、宗教法人の靖国神社が、これを秘密にしておきたい政治的な思惑に影響されて合祀を拒否したなら、政教分離原則に反するのではないか。戦死を「大東亜戦争まで」と規定する意味がどこにあるのか。今後、「自衛軍」「日本軍」が創設され、戦死者が出たらどうするのか。当時は存在しなかったが、自衛隊(1954年7月、第5次吉田内閣で成立)は「軍隊ではない」とのきわどい解釈にも関連する。

たまにはいい夢も見ないと……。子供のころから高校生のときまでいっしょにいてくれた雑種犬「ミル」とアイドル「岡崎友紀」(「奥様は18歳」「ママはライバル」など)が夢に出現した。

訂正:チャルメラ演奏は葬儀のためでした。

Saturday, September 02, 2006

Soka People, Fuck off

今、まさにこの時間(午後7時54分)、「そうか」のみなさんが題目を大声で唱える声が向かいのブロックからはっきり聞こえてくる。騒音だ。「そうか」の2人がCB で話しているのを目撃したことはあるが、こんなに近くにいるとは……。そう言えば、ずいぶん以前のことだが、BC の雑貨屋のおじさんに「“そうか”はどうだ」とたずねられたことを思い出した。カネと政治と洗脳が彼らの正体だ。悪夢のネタが増えた。

今日は早起きした。少しFP で買い物したあと、CB E を数ページ読んでから仕事に行った。5時過ぎに終えて、ジムに行こうとしたが、乗ったバスが逆方向。気づいたがすぐに降りるのは賢明じゃないと思い、しばらく乗っていた。J. West 周辺をうろうろするバスで、最後の停留所まで行く覚悟だったが、最後の乗客になるのも危険と考えていた。そうなりそうだったので、自分とともに最後の乗客となったもうひとりといっしょに降りた。10分ほど歩いて別のバス停でClementi 行きのバスを見つけた。最初のバスに乗ってから、2時間後に道路を挟んだ同じ場所の停留所まで戻ってきた。そこでは降りずにClementi まで乗ってMRT で帰ってきた。ジムには行かず。予定って何だろうか。

Barry Miles “Zappa” を終えた。ヒゲのおじさんは、「自分のことを分析、解説して何になる。やりたいなら勝手にやれ」とおそらく無視すると思うが、もっとも重要なことは、“conceptual continuity” だ。作曲であろうと、演奏であろうと、発言であろうと、あらゆる行動は一見無関係のようでも自分自身の中では一貫したものがある。「職業欄」に「自分」と書きたいと思う自分とちょっと重ねてみた。

The Economist (8月26 日号)から。ネパールの記事で、“A beefed-up United Nations presence, to be led by Ian Martin, a veteran of the transition in East Timor, now head of a much-praised UN human-rights operation in Nepal, is to be announced shortly.” 東ティモールの選挙監視団に参加しようとしたときにもらったメールは、誰あろうIan Martin の名前で送られてきた。

同号から。“‘Our research shows that people are looking for more utility from newspapers, says Sammy Papert, chief executive of Belden Associates, a firm that specializes in research for American newspapers. People want their paper to tell them how to get richer, and what they might do in the evening.” 情けない限りだ。