杉山隆男著の『メディアの興亡』に学ぶところは多い。これも初めて読んだものではなくて、これで二度目だが、最初がいつだったのか覚えていない。
しかし、「阿倍野の自宅から南海電車でひと駅の天王寺」「(大森実とニール・シーアン(Neil Sheehan)の)二人は、サイゴンのマジェスティック・ホテルでバーボンを飲みながら」、そして東京で「酒をくみかわし、揚げたての天麩羅に舌つづみを打った」などと、いい加減なことを読まされると、他の部分も信用できなくなる。『Once upon a Distant War』(William Prochnau)には、シーアンの断酒にいたる経緯が書かれているからだ。
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