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After all, I missed the chance to go watch “Cinema Kabuki” at Cathay. I really need a forceful push or a compelling reason to visit movie theaters. It seems “Cinema Kabuki” is a big, but not compelling enough, reason. Even with a small TV screen, I feel far more comfortable to watch DVDs at home.*
ここしばらく気になっている山葵(わさび)の謎。山葵の香味・風味は、唐辛子や塩と同様に「辛い」という形容詞で説明される。「辛い」には「塩辛い」「甘辛い」「醤油辛い」などがあるが、それは味についてであって、味よりも香味や風味について形容すべき山葵の場合、「辛い」が適切なのか?「広辞苑」には、「激しく舌を刺激するような味である」「唐がらし、わさび、しょうがなどの味にいう」「(鹹いと書く」塩味が強い」とある。「辛い」を使用することに問題ないようだが、納得いかない。確かにしょうがには「味」があるが、唐辛子や山葵には「辛さ」の他に、はっきりと知覚できるような「味」があるのだろうか?また、英語には「spicy」「hot」といった語や、この2つを組み合わせた「spicy hot」という句があって、いずれも山葵と唐辛子の形容に使われる。だが、「鼻にきて涙を流させる」山葵と「口にきて汗をかかせる(fiery hot)」唐辛子の刺激は明らかに違うもので、同じ表現を使用するのがためらわれる。しょうがの辛さも「口にくる」が唐辛子の辛さとは異なる。
「American Heritage Dictionary」は「wasabi」の説明に「pungent」を使っている。妥当なんだろうか?「味や臭いが強い」ことを意味するのでドリアンも「pungent」と言える。もっと正確に山葵の風味を表現する語があってもいいと思うのだが。かと言って、「pungent and nasally hot」なんかでは長ったらしい。形容詞が豊富な日本語に、山葵を形容するピッタリの語があってもいいのに。山葵の特質を2つに分けて「わび」「さび」となったわけでもないだろうし。
山葵について調べるうちにわかったのは、山葵は「水わさび」とも呼ばれ、「西洋わさび・山わさび(horseradish)」としっかり区別されている。市販されているチューブ入りわさびには、「本わさび」と記載されていない限り、本物の山葵はまったく含まれておらず、通常は大根と西洋わさびに緑色の着色料を加えたものだということ。ずっとだまされていた。また、山葵の風味は空気にさらされると短時間で薄れてしまい、また醤油に混ぜても同様らしい。ネタとシャリの間に山葵を挟むことは理にかなっているということになる。
写真は、昨年JBの「屋台村」で発見したメニュー。誕生日ケーキに模したスシにスシ・パフェって……。I’ve been involved in “linguistic localization” for many years. I probably shouldn’t complain about “culinary localization” from now on… But then…
振り返って、日本にも不思議なものはある。「American coffee」に「Italian spaghetti」。「命名者、出て来い!」(A la 人生幸朗)
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I finished the work, given thankfully by CY, this late afternoon. My plan was to finish it before midnight. It turned out that I mistakenly believed the deadline would be tomorrow, even though I circled “23” of the calendar on my desk. (I didn’t remember why I did so, a clear sign of ageing.) So, I thought that passing my work to him by the end of today would be early enough… A lucky thing is I cancelled my attendance to the birthday party for one of my friends, believing that I wouldn’t have enough time to complete the work in time. If I had gone out, I don’t think I could’ve reached the end of the document.
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