Friday, October 13, 2006

Ham Fighters, Randy Bass and Daryl Spencer

日本ハム・ファイターズがパリーグ優勝。25 年ぶりって……。ということは、工藤幹夫のプレーオフ登板直前まで「骨折で投げられません」からそんなに時間が経ったのか。京都にあったパブで工藤登板の話をしてたことを覚えてるけど。あれ、あの時はまだ未成年か。

Robert Whiting “You Gotta Have Wa” という名著があるが、その中で「日本ハム」という食肉会社の名前がユニフォームにでかでか書かれているのが、「どうも奇妙でたまらん」というような話があったと記憶する。今、同書をパラパラめくっても簡単には見つからない。

その代わり、日本の野球ファンのみなさんには、次のくだりを紹介する。

[Randy] Bass’s batting exploits [in 1985] even won him recognition in the U.S. He was a guest on “Nightline” and on the David Letterman show, where he deadpanned, “It’s just as well they walked me. If I had broken [Sadaharu] Oh’s [home run] record, they probably would have taken away my visa.”

それから、ノムラさんが著作で触れる好きなエピソードに阪急のダリル・スペンサーの話がある。ノムラさんとホームラン・キングを争っていた彼が試合後のインタビューで「ホームランはどんな球でしたか」と記者にきかれ、「ミズノの球だった」と答えたらしい。ノムラさんは、これを「さすがはスペンサー、聞きたいことは言わない」などと解釈しているが、記者の質問が“What pitch was it?” かなんかではなく、“What ball was it?” だったのが真実だろう。スペンサーは正直に答えただけだったのだ。

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