Saturday, January 28, 2017

Tatsumi, Greene and Solitude



きのうときょう、何年かぶりに「劇画漂流」(上下巻)を読んだ。きのうの夜は、これも
何年かぶりに「TATSUMI」を見た。孤独さがにじむ場面がいくつもある。
Ways of Escape」や「The Life of Graham Greene」にも、孤独である
ことのつらさやその必要性についての記述が登場する。しかし、家族や友人との交
わりの場面も多い。
辰巳先生には身近に兄であり議論の相手だった「桜井昌一」が存在したし、同業者
や出版社の人たちとの関わりは避けて通れない。先生はこの関わりのうちの少なく
とも数割を、刺激あるものとして楽しんでいたのではないかと推測する。
Graham Greeneが経験した家族関係からは、冷徹、嫉妬、侮蔑が感じられるが、
彼は母親に手紙を書き続けて近況を報告している。また自伝の中で紹介できるほど
親しい友人もいた。
また、創作活動をする人たちには、作品を出版社に持ち込むという共通点がある。
自分はどうか?昔から家族は「ある」と言うより「ない」と言った方が正しい。同業者
と呼べる人たちは、おそらくCYを除いていない。「創作」しているわけではなので、出
版社と縁があるわけでもない。親しい友人として紹介できる人がいるのかどうか、疑
問。
クリスマスからこの旧正月にかけては、仕事量も減るので、不健全な思考に支配さ
れる。ずっと眠っていたい。目覚めた途端に血圧の上昇を感じることがしばしばある。
両手首が破裂しそうに脈打っている。抱える問題を解決できるようなきっかけさえ与
えてくれる人はいない。「自分で解決せよ」ということだろう。限界がどんどん近づいて
いる。
SHAME ON YOU, MARIA LESSIE FLORES. DO YOU KNOW
YOU ARE WANTED BY YOUR POLICE.


Alcohol Intake Record:
January 24 (Tue.) – 27 (Fri.): red/white wine
January 28 (Sat.): beer + white wine
 

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