Saturday, November 03, 2007
Fujinami Takao -- Scapegoat
毎日新聞のコラム「近聞遠見」に、未公開株譲渡が問題となった「リクルート事件」で1審無罪、2審、3審で有罪が確定し、先月28日に74歳で亡くなった藤波孝生元官房長官のことが書かれている。コラムの執筆者で、議員辞職勧告決議案が否決された日に「小鳥来る 藤波孝生述」との書簡を受け取った岩見隆夫は藤波のことを「一人の折り目正しい政治家」と表現し、その「述懐には鬼気迫るものがあった。同時に胸を打つ。検察の捜査をめぐって、“その時に私がスケープゴートに立つことに決まったようだ”」という藤波の文章を紹介している。俳人でもあったこの政治家は、一体誰のためにスケープゴートになったのだろうか?
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