ベッドから這い出たのは夕方の4時を過ぎてから。長い夢を見ていた。高校時代のGFと韓国が中心のもの。細かく思い出せたらここに書きたい。
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「田宮二郎、壮絶!―いざ帰りなん、映画黄金の刻へ」(升本喜年)という本が出版されている。超ハンサムだった田宮二郎は、「クイズタイムショック」の司会者として自分のテレビ生活に欠かせない人だった。「現代は時間との闘いです。……1分間で100万円のチャンスです!クイズタ~イムショック!」で始まるこの番組を必ず見ていた。この本の出版を知って、少しばかり「田宮二郎」について調べた。何と、同郷の人ではないか。鴨沂高校出身。主演したテレビドラマ「白い巨塔」の撮影中は、躁うつ状態だったという。投資の失敗などもあって、発病したんだろうと思う。
彼はそもそも映画俳優だが、所属していた大映との衝突から映画界から干されてしまう。テレビのクイズ番組で司会を引き受けたことには、そんないきさつもあったらしい。その彼が猟銃自殺を遂げた(昭和53年12月28日)というニュースに衝撃を受けたのを思い出す。いつもいた人が突然姿を消した感覚だった。
「白い巨塔」原作を何度か読もうと考えたが、実現できていない。
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ところで……、「自殺は突然」など自殺者の心理、半数が誤解… 内閣府調査
「自殺を口にする人は本当は自殺しない」といった自殺に対する“誤解”が国民の間で根強いことが、内閣府が4日に発表した「こころの健康(自殺対策)に関する世論調査」でわかった。
調査では、自殺に関する認識について質問。専門家の間で「偏見」が定説となっている「自殺は覚悟の上の行為」「自殺を 口にする人は本当は自殺しない」「自殺は何の前触れもなく突然起きる」との見方についてどう思うか尋ねた。結果は、「そう思う」と肯定した人がそれぞれ 58・3、50、46%と5割前後でトップとなった。
世界保健機関(WHO)の研究などによると、自殺者の多くが、実際には直前まで迷い、周囲にその意思を打ち明けたり、ほのめかしたりしているという。
また、自殺に関する公的な相談窓口の認知度が低いことも判明した。政府は、全国の保健所や精神保健福祉センターに「こころの健康」相談窓口を設置しているが、保健所の窓口を知っていた人は33・6%、精神保健福祉センターの窓口を知っていた人は20・3%にとどまった。
(2007年8月4日23時42分 読売新聞)
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