Thursday, November 15, 2007

My First Nakajima Ramo Book

Liang Courtまで行った。うちからやったので、今日は195番のバスで。中島らもの「今夜、すべてのバーで」を買ってきた。自らのアル中体験を小説化したもの。「……リアリティに対してもともと抗性のない人間が、アル中なり薬物中毒になるのかもしれない」と書いてるけど、「私の人生はフィクションです」と言うてみたい気がしないわけでもない。

肝機能の示すGOT、GPT、γGTPの数値が出てきたりもする。8月に受けた血液検査には、どの数値の結果もない。どうせやったら、もうちょっと値段の張る検査にしといたらよかった。

「中島らも」という名前に初めて出会たんは、「啓蒙かまぼこ新聞」か「明るい悩み相談室」のどっちかやった。「明るい悩み相談室」は、KalamazooのWaldo Libraryに置いてあった数日遅れの朝日新聞で読んでた。1987年のこと。その後、テレビで見るようになったけど、(酔ってるせいでか)早口言葉はでけへんやろなぁと思わせる話し方とめがねでいっぺん見たら忘れんかった。なぜか、中島らもを思うと、「ひさうちみちお」もいっしょに頭に出てきてしまう。しゃべりがちょっと似てるからか。

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連載で笑わしてくれんのは、「米朝 口まかせ」(朝日)と「京の噺家桂米二でございます」(日経)。育った日本語で話すことが減ってしもたさかい、文章でもええから接したいと思うんやろな。あぁ、落語が聞きたい。ウェブサイト「なにわテレビ」の「落語チャンネル」がさっぱり更新されへんので、困ったもんや。

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