「ベトナム戦記」に、太平洋戦争後もベトナムに残ってフランスへの抵抗運動(第1次インドシナ戦争)で、「ベトミンに参加してベトナム兵を帝国陸軍の戦法と規律によって鍛えあげ、たいへん尊敬された」日本人が登場する。「彼らは貧しいベトナム農民兵といっしょに起居しながらわたり歩き、フランス植民地追放のために血と汗を流した。……ベトナム農民兵たちは彼らを“戦争の神様だ”といって尊敬した。“欧米列強の桎梏よりアジア同胞を解放する”という日本のスローガンは当間氏ら無名の日本兵士によってのみ真に信じられ、遂行された」。この当間氏は名前こそ出てはこないが「サイゴンの十字架」にも登場する。
「33」という名のフランスビールも登場するが、ベトナムの「333」ビールとの関係は如何に?
「サイゴンの十字架」の第2編は、「北ヴェトナム正規軍の政治将校で中佐」で、「テット攻撃」の後に自ら南に転向した「チャン・ヴァン・ダック氏」についてあり、中佐の記者会見の模様が訳されている。「何とか訳しました!」という調子の文章になってしまっていて、たいそう読みにくい。
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目が覚めると体がだるい。あんまり暑いので冷房を入れざるを得ないんやけど、この冷房がだるさの原因やろなぁと思う。やっぱり、扇風機を買うべきなんやろな。
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