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永住外国人への地方参政権付与は「愛のテーマ」。「地球は生きとし生けるすべての者のものだ。そのように思っている。日本列島も同じだ。すべての人間のみならず、動物や植物、そういった生物の所有物だと考えている」。(鳩山由起夫幹事長)すばらしい!でも、この人、選んだ職業を間違えましたね。法律を作る国会議員の発言とは思えん。永住外国人だけでなく、動植物にも(野にも山にも)参政権を与えますか。あれあれ、日曜日は「定住外国人」だったのに、今日は「永住外国人」になっている。
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法律と倫理は乖離することがある。法律を少しでも学んだ者はみんな知っていること。外国人への参政権付与と平行するように、国会議員の世襲を制限しようという話がある。世襲自体が問題なのではない。立候補者が気に入らなければ当選させなければいいだけのこと。世襲制限は法の下の平等に反する。「地盤、看板、かばん」を継いだだけで能力のない人が当選するのは、立候補者の問題というより、有権者の質の問題だ。
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