数日前、朝日新聞のウェブサイトのレイアウトが変わっていた。10月から更新されていなかった「米朝 口まかせ」は探してようやく見つかった。更新されていた!ただ、有料になっていて読めない。ずっと読むのを楽しんできたのに。「食と料理」もどこへ行ったのか。これも有料化だろうな、きっと。
同じく朝日。日豪外相の共同会見で、カー外相が河野談話の見直しを「望ましくない」と述べたと伝えている。外国の要人によるこの種の発言があるたび思うのは、どういう状況で発言があったのか知りたいということだ。勘ぐるのは、例えば本人が何も冒頭発言などで言っていないのに、朝日記者がわざわざ、「日本政府の歴史認識に関する姿勢についてどうお考えですか」と質問を投げかけて、記者が聞きたい「その一言」を引き出す手法ではないかということ。歴史認識について質問されたら、「正しくなければならぬ」というのが当たり前の回答だろう。日本政府の認識に「誤り」があるのかどうか何も具体的に触れなくても、記者は日本政府による歴史認識の誤りが指摘されたような記事にする。今回は、「近代史で最も暗い出来事の一つであり、見直しは望ましくない」と発言したとあるが、河野談話がどうして生まれたのか、何を目的にしていたのかについて外相がどこまで詳細に知っているのかがはなはだ疑わしい。
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