眠れない夜は「世帯念仏」か。場面や文章や音楽がきれぎれに頭の中に現れるんやけど、ずっと根底に流れているのは「眠りへの願望」。きれぎれの小言をブツブツ言いながら念仏を唱え続けるおやじの噺、「所帯念仏」にどこか似てたりする。ゆんべからけさにかけては、韓国全羅南道光陽の製鉄所でお世話になった人たちとか。日経新聞「WagaMaga」に連載されてる「京の噺家……」は噺解説の今より裏話が中心やった以前の方がよかったなぁとか。“Burmese Days”を終えて、また舞い戻ってきた“White House Years”の内容の細かさと構文的な正確さ、美しさとか。マーラーの8番第2部の最初とか。
当然ながら、噺を本当に楽しもうとすると、歌舞伎、文楽、浄瑠璃まで関心をもっと広げないといかん。京都時代には、四条大橋で南座出演中の片岡秀太郎や曾我廼家文童(元松竹新喜劇)とすれ違ったなぁ。
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