Sunday, June 27, 2004

Tokyo Olympiad

金曜日の夜、「東京オリンピック」と"Roger & Me"のDVD を買ってきて、昨日の夜、「東京オリンピック」を見た。付録になっている各種目のメダル獲得者、獲得国のリストを見ていて"Germany" となっているのに気づいた。「東」か「西」か、書かれていないことを不思議に思った。映画が開会式の入場シーンを映したときわかった。いきさつは知らないが、「ドイツ色」の国旗の真ん中に「五輪」をデザインした「特別旗」で入場してきたのは、「東西ドイツ統一チーム」だった!それから堂々と国旗を掲げて入場する「中華民国チーム」!

40年前の日本、非常に感動した。「東京オリンピックマーチ」もなつかしい。

Thursday, June 24, 2004

State-sanctioned Bi-culturalists

帰国したSML が最近、中国、中国とやかましい。昨日の講演では、「バイカルチュラル」であらねばならないと仰った。

中国滞在中に語ったところによると、中国との競争のため、200人の「エリート」を選抜して、「中国語だけでなく中国の歴史や文化を理解できる人」を育成するのだそうだ。

「平均人に二言語の習得はできない」とも。本当だとすれば、シンガポール国民の持つ語学能力の低さを証明しているようなものだ。社会のコントロールがこんなに行き届いた国も少ないが、結果は相変わらず「カネ、カネ、カネ」とカネをことしか頭にないような人間を生み出し、「バイリンガル教育」も今になってやっとうまく行っていないことに気づくなんて。カネ儲けだけには熱心で複数の「半言語」を話す多数の人間を作り出してしまった教育システムや国家システムの責任はどこにあるのか。

中国訪問中に出会った通訳の能力が高いと言い、それは毎日何時間もその言語に接しているからだと言う。

中国やかつての東欧諸国では、専門職に就くことになる子供は、幼い頃から「英才訓練」を受けて職に就き、一生を過ごす。

言葉の学習はそれだけにとどまらず、その言葉を通して、どれだけ他のことを知ることができるかが重要なのだ。

カルガリー・オリンピックの女子フィギュアスケートで銀メダルをとったアメリカのデビ・トーマスは、オリンピックのあと、さっさとスケートをやめ、医大に戻った。人はこのようにあるべきだと思うがいかがか。デビにたずねてみればいい。「国によって選ばれたエリートですか?」と。

政権交代の時期が近づき、遺言のつもりなのか、それとも今の立場にとどまるつもりなのか。そうなれば、「親子タッグ」だ。

「まともな英語を話しましょう」運動自体が滑稽だが、今度は「中国語」だ。

Monday, June 21, 2004

Yet Another Divorced Couple

2004年6月21日(月)0:25

"A Moment of Anguish" やっと終わった。最近は、E も土日で半分を終えるペース。おまけに、月曜日の仕事を少しでもラクにするために、週末も記事作り。

次は、David Marshal について書いた"The David Marshal Trials"を読み始めるつもり。著者は、LKY の Press Secretary だったAlex Josey だ。

MITA ライセンス待ちの日々が続く。つらくないと言えばウソだが、政府のやることなので待つしかない。他社からの妨害によるものではないことを信じたい。

9日に、JEM からメールをもらっていた。4月に離婚して、今は埼玉に住んでいるとのこと。自分とは違った意味で、険しい道かもしれない。そして、また離婚カップルの誕生。

FZ が聴きたいけど、その時間もない。と言いながら、聴き始めてしまった。この時間から。

"Jimmy Swaggart under investigation!! Every one of those cocksuckers will get caught!!"

Thursday, June 17, 2004

Kintetsu Buffaloes Is No More

近鉄、球団経営あきらめ、オリックスと合併へ。

南海、阪急、近鉄。み~んな、なくなってしまった。

Monday, June 14, 2004

Singapore Japanese??

"Singapore Chinese," "Malaysian Chinese" などと言うけど、「日系米人」を、"American Japanese" と呼ぶようなもので不思議。また、"Singaporean Chinese" とは言わないし、理にかなったように思える "Chinese Singaporean" (華人のシンガポール国民)や "Chinese Malaysian" (華人のマレーシア国民)もめったにきかない。"Singapore" や"Malaysian" を地理的概念としているなら(「シンガポールにいる華人」、「マレーシアにいる華人」)は、まだ納得できる。しかし、「華人のマレーシア国民」の場合は、「シンガポールで暮らしていても」"Malaysian Chinese" と呼んでおり矛盾する。さらに、地理的概念として "Malaysian" は成立するのか? "Malayan" が正しいのではないか。最近の Straits Times には、「中国系アメリカ人」という意味で、"American Chinese" という記述があり、まったく不可解で紛らわしい。Chinese を国交のある「中華人民共和国」の「国民」とせず、あくまで「華人」と理解していることには間違いなさそうだ。自分などは、"Singapore Japanese" なのか?

Saturday, June 12, 2004

Reagan Memorial Service

BBC の Reagan 特集をウェブで見た。あんなに必死で追いかけた米ソ・サミットのニュース。今では完全に歴史となっている。

Baroness Thatcher は病のため "public speaking"を禁じられているらしい。何の病気か? 弔辞は今年初めに録画されたもの。Painful...

正面から見て、Thatcher の右隣に Mulroney が座り、左隣には Gorbachev がいた。さらに Gorbachev の隣には中曽根康弘が座っていたが、BBC は彼の名前には触れない。

仕事はタイヘン。自分の仕事をチェックする時間が十分にない。今まで以上に慎重でなければならないが、容易ではない。

産経新聞(6月7日付)

【横車】「校閲力」
わが専門と自負する「サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼」を扱った新刊書を三十分ほどぱらぱらとめくって、絶句した。十カ所以上の間違いが見つかったからだ。腰を入れ三時間ほどかけて、三百ページ弱の本書を通読すると、あるわあるわ、その数、百カ所をゆうに超えた。
決定的なのは地図。何を参考にすればここまでいい加減な地図ができるのか不思議でならない代物だった。ポルトがスペインとポルトガルの国境に位置していたり、エスピシェル岬をロカ岬としていたりと、あとは推して知るべし。地図さえ見れば確認できるはずなのに、この版元はそれすら怠っている。
メスキータで知られるスペインの都市コルドバをゴルドバ、教会の建築様式であるバジリカをパジリカ、彫刻様式のプラテレスコをブラテレスコと表記するなど、固有名詞のミスも枚挙にいとまがない。この著者の原稿は、濁点と半濁点との書き分けがあいまいらしく、この取り違いだけでも数十カ所あった。
また、著名なスポットには丁寧にスペイン語の表記がつけられているが、これもミスだらけ。著者も版元もスペイン語の基礎文法を知らないようだ。それでいて本書では、著者がスペイン語で現地の人と流暢な会話をしたかのように記されている。こっけいとしか言いようがない。 さらに、事実関係についても、ハチャメチャとしか言いようのない部分が多数。ポルトについて「コンポステラへ向かう、ポルトガル側の最終地点である」と書いたり、バスク人の人口を三千万人としたり(スペインの総人口は約四千万人)、こうなると、書いてあるすべてが信用できなくなる。
出版社の実力とは、つまるところ校閲力ではないか。だが、経費を切り詰めるため、編集者が校閲を兼務する出版社が多いと聞く。本書の版元もそうなのだろう。校閲を省いたばかりに、この版元は著者を笑い者にし、自社の名前をおとしめてしまった。無残なことだ。

Wednesday, June 09, 2004

Feeling Okay

月曜日。おととし分の所得税払う。

Dr. Goh には電話でもいいから、「大丈夫」だと伝えた方がいい。

Monday, June 07, 2004

Gipper Dies

今日(日曜日)のニュース。

Ronald Reagan died. RIP.

前日にレーガン時代のことを書いたばかりだった。Straits Times には健康状態悪化で、その時が来るのが「数日後か、数週間後か、数カ月後かはわからない」という記事が出たばかり。

Reagan, Thatcher, Gorbachev が国際政治教育をしてくれた人たち。