Saturday, April 24, 2010

Japanese Language, a la Hatoyama

政治家にとっては、「ある意味」言葉がその人の「思い」を表す命のはずなのに、首相の言葉には魅力を感じるどころか、潔さの欠如があらわになる場合が多い。今日も普天間基地移転に関する岡田外相と駐日米大使の会談を報じたワシントン・ポスト紙の記事について、いったん「この報道は事実ではありません」と言いながら、「必ずしも事実ではない、ということであります」と「必ずしも」の条件をつける(朝日電子版)。本当のところ「一部は正しい、しかし全面否定したい。それができない」という「思い」を表現する意図が透けて見える。そして、このような度重なる言語のいい加減さが信頼を損ねることになる。この才能あるだろう人は職業を間違えたのではないか。

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