Saturday, February 13, 2010

"Japanese Literacy is 5%"

「国家の罠」から:「『(信頼する外務省幹部は)新聞は婆さん(田中真紀子外相)の危うさについてきちんと書いているんだけれど、日本人の実質識字率は五パーセントだから、新聞は影響力を持たない。ワイドショーと週刊誌の中刷り広告で物事は動いていく……』と幹部は続けた」
「あるとき田中女史が何の前触れもなく、私が勤務する国際情報局分析第一課の部屋を訪ねてきた。……
田中女史は白いスーツを着て、『この部屋は何をやっているのですか』とにこやかに問いかけてきた。……田中女史はロシア語の新聞を手に取り、私のほうを向いて『これは何語の新聞ですか』と問いかけた。……爬虫類のような眼をしていた」
「金銭に執着のない者は概して自己顕示欲を抑えることができる」

識字率5%。数字の正誤はともかく、印象としてはその通りだな。それから、キリル文字を見てもロシア語だと気づかないあたり、この人の国際感覚のなさが見てとれる。金銭と自己顕示の相関は正しい観察のように思える。背後に金銭をちらつかせる人が見せる態度のうそっぽさと傲慢さ。ガマンならんと感じることがある。

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