Friday, March 16, 2007

Hypocritical Media, and "Skin Color"

また疲れた眠りだった。いっしょにいた男性がクマに襲われて、ちょうど車で通りかかった猟師の一発で救われた。

ライブドア事件で東京地裁が堀江被告に実刑。戦時は帝国を競って賞賛し、戦後は掌を返して「民主主義、民主主義」と言う日本のマスコミの偽善は戦前、戦中とまったく変わらない。逮捕前は寵児として持ち上げるだけ持ち上げて、逮捕された途端に嘲笑の対象にして、これでもかと叩く。控訴審、上告審で無罪となれば、また態度が変わるだろう。「さん」「容疑者」「被告」、無罪になったら「さん」と呼び方も目まぐるしい。ま、昔は逮捕者は呼び捨て報道だったから、それよりましか……。

朝日新聞から:
「堀江前社長は、裁判所に到着した時には着けていなかった紫色のストライプのネクタイをして、法廷に入ってきた。一礼をして、ずかずかと被告人席の前に立つ。執行猶予の宣告がなく、実刑判決とわかった。堀江前社長は促される前に自ら、薄笑いを浮かべながら弁護人の前の席にどっかりと座った」

「ずかずか」「薄笑い」「どっかり」。どれも傲慢だという悪印象を与える表現ばかり。「ずかずか」ではなく、本人は「厳粛で殊勝な心で」だったかもしれない。「薄笑い」ではなく、「苦笑い」「照れ笑い」だったかもしれない。「どっかり」ではなく、「疲れた様子で」だったかもしれない。有罪判決を想定して、記者は原稿を書く前から傲慢さを強調する表現を頭に巡らしていたようだ。

肌色の不思議。日本の色鉛筆やクレヨンには、必ず「肌色」が含まれている。誰があの色を肌色と名付けたのだろうか。日本人の肌色とはずいぶん違うというのに。子供は人を描けば、まず間違いなく「肌色」を使う。色彩としても正しくないし、「肌色差別」を心に植え付ける要因にもなる。英語名の付いた色鉛筆セットに“skin color” なんて色はない。あの色は、“salmon pink” と呼ばれている。色に関する日本語の語彙は他言語に比べてかなり多いはずなのに、「肌色」と大雑把な名前にしたのはどうしてだろう。あれ、この話、前に書いたかな。

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