Thursday, July 13, 2006

Two Long Nightmares

午前3時から6時と7時から8時半まで眠った。午後、また眠ったらとんでもない夢を続けて見た。

大きな寺の境内で誰かと待ち合わせらしい。露天はまだ仕事を始めておらず、地面はぬかるんでいた。ずっと先には仏壇の販売店があり、日本最大の信徒団体に所属するTくんがいた。

待ち合わせた人と会えず(会わず?)、いったん境内を出たが、正門を見つけて入りなおした。本堂の後ろ側に新しい建物ができており、竣工記念のようだった。参詣する人も多い。ところが、寺の内部は迷路のようで、かびと線香の臭いが混じったような吐き気を催す悪臭がひどい。所狭しと店を並べた露天商のほとんどは厚化粧の中年女性で、粘土色や青、緑の顔色の人もいるおどろおどろしい雰囲気。足早に通り抜けようとすると、「落としたものは引き取ってもらはないと困る」という声が聞こえた。背負っていたかばんが品物のひとつを倒して地面に落としたのだと思い立ち止まってしまう。振り返ると自分ではないことに気付くが、もう遅い。たちまち数人の露天商に取り囲まれた。

「この人は借金の返済に80年かかる。あんた、記事にしてよ」と頼まれる。仕方なくメモとペンをかばんから取り出して「今から80年はたいへんですね」などと言うと、本人は取材されることに関心なさそう。急いで立ち去った。しかし、出口は見つからない。参拝客でごった返していて、急いで進むこともできない。どこを曲がっても同じような露天が並ぶ通りばかりで、臭いが付きまとう。あちこちから小さな仏像、役に立ちそうもないお守りのたぐいやがらくたを売りつけようとする声がかかる。どの商人も、そして参拝している人もやっぱり半狂人のようだ。

僧衣の男性にも止められた。本堂の後ろには巨大な十字架が立てられており、その十字架は「ねぷた」のように内部から照らされていてなかなか美しい。さらに背後には、なんとアパートが数棟立ち並んでいて、男性は「このようにありがたい環境の中で住みたいという人が多い。あなたも応募してみないか」。「お寺の方ですか」ときくと「そうだ」と答え、応募を迫る。

数時間後、また眠った。今度は自分ひとりで暮らすせまいアパートの一室。小さな電子部品が床に散らばっていて、何かを修理しているようだった。

受信音を切った携帯電話が部屋のどこかで振動しているが、どこにあるのかわからず苦労する。ようやく見つけたものの、電話の外側カバーがなくなっており、ボタン機能もわからない。「ロック解除」しようと何度もボタンを押してみるができない。でたらめにボタンを押しているうちに、やっと相手の声が聞こえた。日本の生命保険会社からの国際電話だった。個人情報の確認をしたいという。何の話かわからないので、兄に連絡するように答えたが、声がしっかり出せない。しばらくしてまた同じ内容の電話。同じ内容を繰り返すと、「いただいている情報と違いますね」。

部屋にはいつの間にか友人がいた。誰だか知らないが、親しげに話していた。電話回線を修理してくれるらしい。自分もポケットからいくつか部品を取り出して「ここまでは修理したんだけど」と説明していた。

また、電話。友人がその場で固定電話を使えるようにしてくれた。義姉からだった。やはり声がうまく出ない。近況を伝えようとしたが、ほどなく向こうの声が聞こえなくなる。また、電話。今後は兄からで、うまく声が出ないことを説明して「保険会社が情報が違う」と言っていたことだけは伝えた。

部屋に来る人がどんどん増えていた。実はアパートはいくつも部屋がある大きな場所で、自分がこれから8千数百万円を支払って入居する予定だった。以前住んでいた人が置いていった冷蔵庫が残っていたり、仏壇があったり、奇妙なアパートだ。訪れた人たちは好き勝手に振る舞っていた。以前住んでいた人が置いていった冷蔵庫に残っていた食料で料理を始める人。部屋の改装を始める人。床を割る人。壁を割る人。近くの韓国料理店から出前を取る人。バーナーに点火する人。入居予定のアパートが破壊されていくのを止めようとするが、聞き入れるような人たちではない。どの人も楽しんでいるようだったが、自分に対しては敵対するような態度ではなかった。

壁の向こうには、高さが2メートル近くありそうな電気制御盤が据え付けられていた。その向こうには、商業テナント用のスペースもあったが、まだどこも入居していなかった。割られた床を覗くと、階下の部屋が見え、下にいた大家さんが冷蔵庫の周囲に取り付けてあった「断熱用の発泡スチロール」が割れてしまったので「弁償してほしい」と署名を求める紙切れを差し出す。床を割った張本人を見つけて、「彼に払わせます」と言う。

アパートの外の道路は山間まで伸びているようだった。近くにはその通りと直角に流れる川があり、数人の人が土手で農作業をしていた。

夢の間、ずっと不安だったようで、目覚めたときは激しい動悸で、起き上がってもふらふらの状態だった……

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