Sunday, May 09, 2004

Job Applicants Interviewed by Me

マレーシアからの分離の過程を辿った"A Moment of Anguish" は半分終えた。

新聞をすみずみまで読もうとする毎日が進んでいる。これまでやりたいと思っていたことであり、喜んでこの仕事を受け入れている。

しかし、量的にひとりでこの仕事をこなしきることは不可能と言ってもよい。昨日(7日)、4人を面接したが、印象に残る人はない。「翻訳の仕事をしたい」とその現実を知らずに考える人の浅はかさを改めて感じる。翻訳経験のある人でさえ、こんな文章でこれまでよく受け入れられていたものだと驚く。翻訳力で言えば、過去に校正した文章のうちでほぼ最低ランク。さらに、情報と知識の不足が著しい。「マハティール」を知らない人。彼を「前インドネシア大統領」とした人。ハイウェイの陥没事故は知っていても、他の出来事をさ~っぱり知らない人。「ビジネススクール」に通っていながら、最近の地元銀行の動きを知らない人。ツアーコンダクターの仕事で外貨両替の経験があるだけなのに、「外国為替」ができると平気で応募書類に書く人(給与 S$4,000 希望)。なめとんか。

英語がさっさと読めることに加えて、経済の基本的な仕組みぐらい知っておいてもらわないと、この仕事はできない。もうちょっと「やるな」と思わせる応募者はないものか。来週月曜日のもうひとり面接。悲観的。今回合格者なしか? ひとりでやる覚悟をしておくべきか?

火曜日。IRAS へ送ったメールの返信がなく、所得税を支払っていないことがいよいよ気になり、一旦会社へ行ったあと、直接行ってみる。ARN からもらった書類を残しておいてよかった。ただ、会社が記入すべき欄が空白になっていたり、社印がなかったりで、「こんな会社がときどきある。経理がいるはずなのに」と担当者に言われ、自分の責任を問われないことにホッとすると同時に、あの会社の恐ろしさをまた感じた。記入した書類は、今日(8日)投函した。

同じく今日(土曜日)。CCの日本語クラス再開。

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